
高度の技術を求め来院 『AKSテレ療法』も実施
『快はりきゅう接骨院』は、医療技術職である柔道整復師、はり師、きゅう師の3つの国家資格を持つ玉村詠院長の高度の治療スキルで声価を高めている治療院。特に、手術が必要と宣告された激しい痛みや、何か月も治らない痛み、夜も寝られない肩の痛み、10分と座っていられない片足の痛みやしびれ、ストレートネックなど病院でもさじを投げられてしまった症状の自費治療で受療者に感謝されるほどの実績を重ね、その技術を求めて来院する人が後を絶たない。
こうした難しい症状の治療で使うのが『AKS療法』。関節の遊び、関節面の滑り、回転、回旋などの関節包内運動の異常を治療する目的で整形外科医が考えたAKA-博多法を基に理学療法士の山内義弘氏が開発した療法で、AKSは解剖学Anatomy、運動生理学Kinesiologic、科学Scienceの頭文字。関節、筋、神経と順を追って障害の原因を明らかにして、ヒト本来の機能を引き出す徒手による治療技術だ。
「関節に対する『AKS療法』は、主に胸郭を構成する肋椎関節と骨盤を構成する仙腸関節をわずかな力で刺激することによって、関節が持っている本来の機能を引き出すことができます。筋肉に対する『AKS療法』は、主に筋肉の中に起きてしまった凝り固まりを改善することによって、筋内の最小単位である筋細胞の機能を向上させ、痛みや身体の動きを改善する技術です」
もう一つが、理学療法士沖倉国悦氏が開発した「六層連動操法」。
「ケガや病気などで炎症症状が発生した際に、かさぶたをつくる糊状の物質フェベリンがつくり出され、これが深層部の筋膜や骨膜の癒着を引き起こし、本来の可動域や血流に制限がかり、筋肉が硬く固まってしまいます。『六層連動操法』は、これを改善する手技で、六層に連なる筋膜にテンションをかけ、骨をテコにして、深層部の筋膜や骨膜の癒着をはぎ取りるもので、メスを使わない手術ともいわれています」
こうした高度の技術は、脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰椎分離症、頸椎椎間板ヘルニア、慢性腰痛、ぎっくり腰、五十肩、スポーツ障害、変形性膝関節症、変形性股関節症などに適用できるという。
玉村院長は、コロナ禍で外出を控える受診者にスマートフォンやパソコンを通して『AKS療法』を指導し、治療を進めていく『AKSテレ療法』も行っている。
(ライター/斎藤紘)